4つのほけん
製造業に必要なほけんは 主に4つ。
実際には細かな点を踏まえると もう少し複数の内容がありますが
現在は下記の4つの種類のほけんで ほとんど網羅しています。
まずは、①労災(ケガ等)のほけんです。
労災のほけんは、「国の労災保険」と「民間(保険会社)の労災保険」の2つあります。
製造業の場合、どちらも加入するケースが多いです。
ただし、人を使用(派遣労働者含む)しない企業は、加入しないケースもあります。
「国の労災」は
加入する方の基礎給与日額から算定して決まります。
また、「民間の保険会社の労災(上乗せ労災)」のほけん期間は1年間
業務の内容とその売上の比率、全体の売上高、補償内容(自由設計)、支払方法等で決まります。
ネット上に保険料が掲載されないのは、これら情報のヒアリングが必要になるためです。
次は、②生産物(PL)や作業での物損・対人事故等の「弁償」、「品質」に関するほけんです。
このほけんは国では取り扱いが無く、民間(保険会社)での取り扱いです。
一人でやっている方でも必要なほけんです。
このほけんは、保険での事故の例を見るほうが
イメージしやすいと思いますので、代表的な事例を紹介します。
こちらも期間は1年間、業務の内容とその売上の比率
全体の売上高、補償内容(自由設計)、支払方法等で決まります。
ネット上に保険料が掲載されないのは、これら情報のヒアリングが必要になるためです。
次は、③火災・動産(不動産以外の物)に関するほけんです。
こちらも国の扱いは無く、民間(保険会社)での取り扱いです。
建物・工場・設備・機械での天災・損壊等
また最近では、これらの損害があった場合の休業補償等
製造業にとって大切な作業施設の火災・動産を補償するためのほけんです。
こちらも一括での補償のほけん期間は1年間~複数年もあり
建物の構造や建築年月、大きな(㎡数)用途、購入(評価)金額
補償内容、質問書(安全面や警備面等)、支払方法等で決まります。
ネット上に保険料が掲載されないのは、これら情報のヒアリングが必要になるためです。
さいごに、④商品・製品に関するほけんです。
こちらも国の扱いは無く、民間(保険会社)での取り扱いです。
商品・製品の保管や運搬中での天災・損壊等
また、物流業者に引き渡した後でも
一般的な運送約款では、天災等は運送業者で補償されないため
売上を生み出す大切な商品・製品を補償するためのほけんです。
こちらも一括での補償のほけん期間は1年間
業務の内容とその売上の比率、全体の売上高、補償内容(自由設計)、支払方法等で決まります。
ネット上に保険料が掲載されないのは、これら情報のヒアリングが必要になるためです。
以上 主な4つの種類のほけんについてご紹介しました。
おさらいでグラフにカンタンにまとめました。
4つの種類のほけん以外にも、一般的に必要な自動車、一部の特種な補償等
その他に必要なほけんもありますが、一般的に必要になるほけんをメインとして紹介しました。
また、大きな取引先の場合の注文を受ける場合
昨今ではメーカー直接ではなく、中小企業を踏み台にして
サイバー攻撃を仕掛ける「踏み台攻撃」の流行を考えても
サイバー攻撃・情報漏洩への対策のほけんも準備する必要があります。
一般的な区分けになりますが、質問チャートにおける必要なほけんを掲載します。
加入の際の参考にしてください。
民間の保険会社の4つの種類のほけんは、
同じ保険代理店で加入することをおススメします。
その理由は、同時に起こる事故(自動車ほけん含む)が出てくるからです。
別々の保険代理店で加入している場合
どちらのほけんを使用する事故かの判断で
連絡する保険代理店(保険会社)を変える手間が発生します。
同じ加入先だと、どのほけんを使用するか考えることなく
連絡先は1箇所で済む大きなメリットがあります。
下記に閲覧先・お問合せ先をまとめています。
当社にて 民間の保険会社のほけんのお問合せには対応可能です。
国の労災ほけん |
![]() |
厚生労働省(労災保険制度) ➡ |
民間の各ほけん |
![]() |
お問合せ・お見積りフォーム ➡ |
![]() |
||
![]() |
||
![]() |
本HPは保険商品の概要を説明したものです。詳細については、パンフレット等をご覧いただくか、取扱保険会社または当社にお問合せください。
ご契約に際しては、保険商品についての重要な情報を記載した重要事項説明書(「契約概要」「注意喚起情報」等)を、事前に必ずご覧ください。